絶対に焼けられない戦い2024年も本格シーズンインとなり、毎日べったべたに日焼け止めを塗っている私の日常なのですが、紫外線対策には日々のたゆまぬ努力がとにかく大切です。日焼け止めを塗るのはもちろんですが、スキンケアも気が抜けません。
そもそも、紫外線が与える肌への影響とは・・・?
そもそも、紫外線を浴びることで肌へどのような影響があるのかいまいち分からないわ・・・という方もなかにはいるのではないでしょうか。まずはどうして紫外線が肌へ悪影響といわれているのかおさらいしてみましょう。
紫外線には種類がある!
紫外線にはA波とB波があるのはご存じでしょうか?それぞれ異なる影響を人体にもたらします。
UV-A(紫外線A波)
UV-Aは、長い波長を持っていてさまざまな物質を透過する力が強い性質があります。窓ガラスや雲も通り抜けてしまうので、曇りだから安心、室内だから大丈夫、と油断してしまうと影響を受けてしまいます。
UV-Aによるダメージは、短期間で急激に起こるものではなく、長い時間をかけてじわじわと蓄積されていきます。急激にサンタンを起こしたりはしませんが、シワやたるみの原因の一つなのがこの紫外線A波となっています。
UV-B(紫外線B波)
UV-Bは、波長が短く、サンタン(日焼け)やサンバーン(炎症)など、主に肌の表面に影響を及ぼします。UV-Bによって、短時間紫外線を浴びただけでも、肌が赤くなったりほてったり、日焼けをしたりとさまざまなトラブルが起こります。また、シミやそばかすなどもUV-Bが原因となっています。UV-Bはとても強いエネルギーがあり、浴び続けることで皮膚ガンの原因となる場合もあります。
しかし、UV-Aと違うのは波長が短くオゾン層や窓ガラスに阻まれやすい特徴があることです。
実際にどのような影響が肌にある?
紫外線を浴びることでさまざまな肌トラブルが起こりますが、真っ先に思い浮かぶのは日焼け(サンタン)ではないでしょうか。紫外線を浴びることで表皮にあるメラノサイト細胞が活性化し、メラニン色素の合成が進むことで肌が黒くなります。また、シミやそばかすもメラニン色素によるものです。UV-Bを浴びることでメラニン色素が作られ、肌表面に徐々に上がってくることでシミやそばかすとなってしまいます。
日焼けやシミ、そばかすはUV-Bによって起こる一方、UV-Aによって起こるのがシワやたるみです。UV-Aが真皮層に到達することで、肌のハリや弾力を生み出すコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を生み出す線維芽細胞にダメージを与えます。その結果、シワやたるみにつながってしまうのです。
さらに、紫外線によってダメージを受けた肌は、回復のためにターンオーバーは早めようとします。その結果、古い角層と新しい角層が表皮に混在する状態となってしまい、肌のザラつきやくすみなどのトラブルも引き起こします。
絶対に焼けられない私の紫外線対策
とにかく焼けられない私は必死に紫外線対策をしております。毎日が戦い・・・。どんな対策をしているのか、スキンケアをご紹介します。
とにかく日焼け止めは毎日!
まず、スキンケアのお話をする前に・・・。
何を差し置いても毎日の日焼け止めは必須。雨の日も風の日も、なんなら風邪の日も・・・。前述したように紫外線A波は窓ガラスさえも透過してきます。油断大敵。
飲む日焼け止めというものがはやったこともありますが、ほぼ効果なしだと思っていただいて良いです。ちゃんと日焼け止め塗りましょう。とはいえ、日焼け止めが苦手な方もいますよね。なるべくストレスフリーに使えるものを選んでお使いください。サラッと軽いものがデイリー使いにはおすすめです。
乾燥が気になる方はアルコールフリーのものを選びましょう。
とにかく保湿!
私がスキンケアで気をつけているのはとにかくしっかり保湿をすることです。乾燥したものと潤っているものだったら、潤っているもののほうが圧倒的に焼けにくい・・・はず。という考えのものと、保湿は徹底しておこなっています。
セラミドやヒアルロン酸など、保湿成分が入っていることもポイントですが、気兼ねなく使用できる量とお値段も大切。ケチってちまちま使っていたのでは十分に保湿できません。なので、化粧水はとにかくコスパ重視。今お気に入りで使っているのはアオヤマラボの5種のセラミド化粧水です。先頃by Amazonにブランドが変更されてパッケージも変わりましたが、内容は同じ。
無香料なので、ちょっと体調悪い日でも「うっ・・・」とならずに使えるのが地味にありがたい・・・。
他にもお気に入りなのが、セザンヌのスキンコンディショナーです。
あとから美容液や乳液なども使うので、アオヤマラボやセザンヌの比較的サラッとした化粧水で十分です。
ただし、バシャバシャとしっかりと量を使って保湿しています。
そして、現在使用中の乳液は肌ラボ。
こちらは、ナイアシンアミドを有効成分とした医薬部外品となっています。シミだけでなく、シワにもアプローチしてくれるので、紫外線対策を気にする方にはもってこいです。
美容液はビタミンC!
美容液は化粧水と乳液の間に使用しています。おすすめはビタミンCの美容液。ビタミンCには紫外線による肌ダメージを抑制してくれたり、コラーゲンの生成を促しシワやたるみを防いでくれたり、さまざまな機能があります。
とくにおすすめなのが、「ピュアビタミンC」の美容液です。劣化が速いなど、少々扱いにくいというデメリットがあるものの、即効型ビタミンCなどと呼ばれることもあることから、つけた瞬間からビタミンCとしての効果を発揮してくれるため、気になる肌トラブルがある方には良いのではないでしょうか。
朝つけるのはNGといった都市伝説のようなものもありますが、ビタミンC美容液に関してはむしろ朝つけるのは紫外線によるダメージを軽減するのに効果的です。ビタミンCには抗酸化成分が豊富に含まれているため、紫外線ダメージから皮膚細胞を守ってくれ、シミやそばかすなどの色素沈着を防いでくれます。また、ターンオーバーを促す作用などもあるため、ブライトニング効果など期待できます。
私はダメージ軽減だけでなくリカバリーのためにも、朝晩両方にビタミンC美容液を取り入れています。
最近使用しているのはCOSRXのビタミンC美容液です。
C23セラムはオバジに匹敵するくらい高配合のピュアビタミンCが配合されています。それでいてお値段は2,000円以下という破格。ただし、ビタミンCの配合量が多いとそれだけ刺激感も強くなってしまうので、お肌が敏感な方は濃度の低いものを選ぶのがおすすめです。
COSRX使用前はケアナボーテの美容液も使用していました。毛穴ボーテは15%と10%のラインナップ。
COSRXはペタッとした使用感ですが、ケナボーテはサラッとした使用感。
この2つも好きですが、ビタミンC美容液の王道はやはりメラノCCでしょうか・・・。
メラノCCに関しては、化粧水もしっかりビタミンCを感じられる作りになっているのでおすすめです。
できてしまったシミがすぐすぐ消えるというものではありませんが、これ以上のダメージを減らしたい場合はビタミンCを取り入れてみましょう。
まとめ
紫外線を防ぐには1にも2にもとにかく日焼け止めです。しかし、ダメージの軽減や予防を考えるとスキンケアもしっかりとおこなっていく必要があります。とくに、抗酸化作用が期待できるビタミンC美容液を取り入れるのは紫外線ダメージを減らすためにもおすすめです。
しかし、人によっては刺激感を感じやすい成分でもあるので、自分のお肌に合った製品かをしっかりと検討して使用しましょう。